
渡部にとって演じるとはどういうことなのか。
「自分の人生の一つの時間でしかないです。演じることが人生のすべてだとは思っていなくて、食べるとか、寝るとかと同じ。仕事ばかりじゃ、いい演技はできないし、いい人生も送れないですよ。僕が成り立たない」
「僕は、役者としての経験はまだまだだと思うけど、いい人たちやいい作品に出会えている。そんなチャンスには恵まれていると思いますね」
少なくともこのフランスで過ごした1年は、渡部にとって人生を豊かにし、そしてやり遂げた充実感が役者としてまた一つ自信になったことは間違いない。




