(インタビュー・文=安田 裕子 写真=冨永 智子)
お笑い芸人集団というよりも、最近ではアーティスト集団としての色が濃い“たけし軍団”。なかでもその不気味な存在感で、俳優としても異彩を放つダンカンは、1998年、映画『生きない』の脚本家としてデビューを果たしている作家でもある。
そのダンカンが、初めてメガホンを取ったのが、この夏公開される問題作、『七人の弔(とむらい)』だ。プロデュースを手がけたのは、北野武の映画作りには欠かせないパートナーである「オフィス北野」の代表取締役社長、森昌行。
「オフィス北野」は、芸能プロダクションとして、所属するお笑い芸人をマネージメント。そしてそれと並行し、北野映画に代表される作家性を重視するヒット作を、年1〜2本のペースで生み出している映画製作会社でもある。
出資者に損をさせないという、確固たるプロデューサー論を持つ森が手がける映画は、北野作品だけにとどまらず、中国の新鋭監督、ジャ・ジャンクーや、北野武の助監督だった清水浩の監督作品を手がけてきた。そんな彼の最新プロデュース作品が、ダンカンが初めてメガホンを取った『七人の弔』だ。

ダンカン初監督作品『七人の弔』
(8月13日(土)テアトル新宿にて、以降全国順次ロードショー)




