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梅に教えられる春

2009年4月2日

桜前線が北上してきて、少し前の地元新聞が宇都宮での開花を報じていた。宇都宮から北東に50キロほど離れている馬頭は、桜の開花はまだで、梅の最盛期が過ぎようとしているところだ。

東京に住んでいる頃には、梅はあまり目に入らなかった。何と言っても、その華やかさ、そのはかなさにおいて、桜の右に出るものはないと思っていたくらいだった。桜の花が咲くと、「あー、春だな」感じた。

ところが、馬頭に来てからは、梅のきれいさに気が付いた。派手さはないが、淡いピンクや白い花が可憐に咲いている様子は微笑ましい。

わが家のある谷にも、梅の木が多い。かつて、地元に梅の木が好きな人がいて、誰に言われたのでもなく、せっせと植えてくれたらしい。それらの木が大きくなって、いま私たちを楽しませてくれる。

山の裾野に広がる梅林。淡い紅白が深い杉の緑をバックに浮き上がっている
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可憐な梅の花。春本番を告げている
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