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いにしえに返る「闇の祭」

2008年11月27日

田舎に暮らすようになって、まず驚いたのは夜の暗さだった。移住して7年経ち少しは慣れたが、やはり暗い。月夜の晩でもない限り、隣の家に行くにも、ぼう電気(懐中電灯)は必需品である。もちろん、車にも常に積んである。

国道を車で走っていても、3、4メートル手前にならないと、人影も見えない。車に轢かれたタヌキや猫の死骸は、しょっちゅう目にする。私もヒヤっとしたことが、何回もある。特にタヌキは、車のライトが当るとなぜか立ち止まる。走り去ればいいものを、立ち止まってこちらをジッと見るから始末に悪い。

でも、この暗い夜には、人の心を落ち着かせ、なにか厳粛な気持ちにさせるものがある。明治以前は、神社のお祭の多くは夜に行われていたというのも、うなずける話だ。

旧参道を清掃していく組内の人たち
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