このページの本文へ
ここから本文です

「出前の政治家」来たる

2008年9月11日

去る8月23日、栃木の福田富一知事が、那珂川町にやって来た。「とちぎ元気フォーラムin那珂川」と称して、町民の声を直接聞こうという集まりを開いたのだ。来年の知事選を睨んでということもあって、県下の市町村で同様の集まりが催されている。

当日、小雨模様のなかを会場に出向いてみると、参加者は100名程度しかいない。会場もホールではなくて、横の会議室だった。告知が不十分で、この集まり自体を知らなかった町民も多かったようだ。加えて、事前に申し込みが必要なのも手間だった。

やや寂しい感じのフォーラム。中央が福田富一知事

自らで向く行動派の知事だが

福田知事は3年前に、宇都宮市長から知事選に出馬して当選した。県庁職員から宇都宮市議、栃木県議を経て、宇都宮市長になっていた。県庁職員時代は、今市から片道2時間をかけて東京の大学の夜間部に通ったという苦労人だ。

知り合いの政治評論家である塩田潮さんが、市長時代に福田知事に取材した折り、「面白いよ。なかなか、いいんじゃない。きっと知事を狙っているよ」とわざわざ電話をくれた。

その塩田さんが注目していたのは、福田市長の「出前の政治」という姿勢だった。福田市長はインタビューで「昭和50年くらいまでは、政治家は床の間に座っていて、お願いする方がひざまずいて頼んでいた。私は自ら出向いて、必要なものはポラロイドカメラで写真に収め、役所に持って善処してもらう」と答えている。

今回の元気フォーラムも、その延長線にあるのだろう。福田知事は自ら司会役も務め、割と率直に自分の考えを述べていたように思う。質疑応答では、雇用対策、高齢者福祉、医療問題などが意見交換されたが、私が聞きたいと思っていたのは、那珂川町に計画されている県営の産廃最終処分場についてだった。

今年1月に亀裂が見つかって、通行止めになった橋。フォーラムで知事が来年1月までに補修を約束した

あなたのご意見をコメントやトラックバックでお寄せください

ここから下は、過去記事一覧などです。画面先頭に戻る バックナンバー一覧へ戻る ホームページへ戻る

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る