2月の第3日曜日は、恒例の組の新年会が執り行われる。「組」とは自治会の最小単位で、わが家が入らせてもらっている組は桐ヶ久保という名称で、字(あざ)名から付いている。隣近所の15軒で構成されている。
遠くの親戚より近くの組内
東京で暮らしている時には、「組」という組織がなかったので、移住してきた当初は、「組」とか「組内(くみうち)」という言い方に面食らったものだった。地元では普通に「うちの組で、今度○○をする」と言う。「組って、ヤクザか学校か?」と思ってしまった。
太平洋戦争当時の「隣組」を連想される向きもあるかも知れない。が、隣近所を見張るような統制的な色彩はない。むしろ、助け合い的な雰囲気が強く、葬式を出す手伝いをしたり、道路清掃や祭事などの共同作業を行ったりする。
昔はもっと組での作業や行き来が多かったそうだ。「遠くの親戚より近くの組内」といったところだろう。組での作業などは、私事は当然のこと場合によっては仕事より優先される。葬儀の手伝いなど典型的で、「組内で不幸があって」と言うと、忙しくても会社も休みを認めてくれる。
その組の新年会だから、半強制参加という感じである。やむを得ない冠婚葬祭や仕事でもない限り、夫婦で参加する。このところは、高齢のため参加を見送る人がいるにはいるが。都会の自治会がこの種の催しをすることは無いだろうし、やっても参加者はほとんどいないのではなかろうか。
今年の新年会の幹事は、わが家と少し離れたところにあるもう1軒だった。組を2つに分けて、それぞれに幹事を置いている。新年会の費用の徴収や会場決めなどを、この2軒で行うのだ。

今年は19名が参加。こうして見ると、結構若手(?)の参加者多い




