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高校3年の時の同級生が、馬頭に集まってクラス会を開いた。私を含めて、男性4名、女性4名の計8名ほどだが、馬頭温泉に1泊して、旧交を温めた。そう言えば聞こえはいいが、要は賑やかに飲み明かした次第。

同級生たちは馬頭に来るのは初めてという者ばかりで、「馬頭って、どこだ」「東京から、どれくらいかかるんだ」「寒くて凍えないか」「店や宿はあるのか」と、不安げだった。

楽しげに観光案内図を見る。みんな馬頭は初めてだ

うわさの樺島農園を案内

あいにくの雨模様だったが、さほど寒さは気にならなかった。元もと馬頭はそんなに寒さが厳しくなく、その分紅葉もぼんやりしている感じだ。今の時期、栃木と言えば「日光の紅葉」をイメージしてきた同級生たちは肩透かしを喰ったかも知れない。しかし、馬頭の古き良き里山の風景は、堪能したことだろう。

部長だ、社長だ、県会議員だ、童話作家だ、鍼灸師だ、コーチングの先生だ、主婦だと立場はマチマチだが、高校3年間をともにした仲だから、お互いお里は知れている。

「○○君、□□さんを好きだからって、私に電話してくれるように頼んだでしょ。覚えている?」

「そんなこと、頼むわけないだろ。勝手に話を作るな。そんなことないはず……」

こんな具合である。

さて、馬頭に来て、どこに連れていったものかと、しばらく考えた。まずは、樺島宅訪問からだろうと思い、わが家に連れてきた。

樺島宅を訪れた同級生たち。好き勝手に見て回っている

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