勢力の強い台風9号が関東地方を直撃する前日のことだった。馬頭の小学校では、早々と翌日の休校が決まった。そうこうしているうちに、息子が通う高校も休校になると連絡が入った。栃木県は進路予想のど真ん中に位置していたから、警戒感はいやが上にも高まっていた。

那珂川もここまで水かさが増えるのは珍しい。岸辺の家は心配したことだろう
余裕顔の神主さん
そんな折、馬頭の山深いところにある示現神社の神主さんが、ひょこっと、わが家を訪ねてきた。特別な用事ではなかったが、近くまで来たまで、足をのばしてくれたようだ。すでに、雨も断続的に強く降ったり、風も木々がバタバタいうくらいになっていた。
でも、その神主さんは悠然としたものである。農業や林業を主な生業としているので、台風の影響が心配なはずだか、そんなそぶりは見えない。
わが家は、幅3メートルくらいの県道を挟んで山を背負っているので、この山が土砂崩れでも起こせば、埋もれてしまう。山は雑木林のままだし、竹なども生えていて、土砂崩れの心配は少なそうだが、自然は分からない。

屋根が見えるのがわが家。左手に山が迫っている




