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那珂川町のジャンヌ・ダルク

2006年3月23日

那珂川町のジャンヌ・ダルク、益子明美議員

「益子議員は、私の揚げ足ばかり取ろうとしている」

那珂川町の町議会で、町長がキレ気味の答弁をしていた。一般質問に立っているのは、女性議員の益子明美さんだ。40代後半、3年前に合併前の馬頭町議会議員に当選、精力的な議員活動を続けている。

今なお「男尊女卑」的な風習の残る田舎町にあっては、かなり先進的な女性と思われている。はっきり言えば、町長にとって「目の上のたんこぶ」的存在である。

女性、母としての視点でものを言う

合併はしたものの、那珂川町の財政は栃木県でもワースト3に入る。行財政改革は待ったなしの状況なのだが、町はなかなか具体的なプランを示せず、ようやく示したかと思えば国や県が作ったらしいモデルケースをなぞっただけのものだった。そのあたりを、益子議員は、事あるごとに突っついていた。

もちろん、産廃処分場の建設には反対で、県や町の間違ったやり方を糾弾してきた。今回も「環境アセスメントが終わる前に、処分場の基本設計に入るのはおかしい」「住民説明会に、同じ那珂川町民でも、その地区以外の者が入れないのはおかしい」「しかも、住民説明会の告知が、県が定めた2週間よりずっと短い5日間しかなかった」と舌鋒鋭く町長に迫った。

他に、少子化対策などにも力を入れており、不妊治療に対する補助などを引き出してきた。

河川の清掃活動に精を出す。中央が益子議員

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