先ごろ、馬頭町観光協会が主催する「フォーラムinばとう」というパネルディスカッションに招かれた。馬頭町は小川町と合併して那珂川町になっているが、馬頭の観光協会はまだそのままらしい。
経済的発展が一番大切なのか
観光協会の会長は、以前このブログにも登場してもらった小砂焼の藤田製陶所の藤田眞一さんである。
「とにかく、よそから馬頭町に来てくれた人に、馬頭町の良いところや悪いところを好き勝手に話してもらおうと思ってさ」というのが、このフォーラムを催す動機だ。
昔から住んでいる地元の人は、慣れすぎて、自分の町の魅力を見失っているのではないか。そう藤田さんは話していた。

フォーラムinばとうのパネリストはすべてよそ者たち
パネリストは私も含めて5人。かなり個性的な上に、よそ者の気楽さも手伝って、思い切った意見がいくつも飛び出していた。
パネリストの一人、渡辺豊重さん。渡辺さんは日本を代表する造形作家だ。長野五輪のフィギアスケート会場となったホワイトリングに設けられた「スウィング スウィング」というモニュメントを覚えている方も多いのではなかろうか。馬頭町に居を構えて既に17年になる。
「いやー、今回の合併では、大失態をおかしたと思うよ。馬頭と小川が一緒になる時に、町じゃなく村になれば良かったんだ」
町になるには、人口の4割が集積する中心地があること、という条件があるらしい。馬頭と小川は、別々に中心地があるため、この条件を満たしておらず、町と町が合併して村になるところだった。慌てて、特例措置を設けてもらい、町に格上げしてもらったという経緯がある。




