久しぶりに栃木県庁に文句を言いに行った。正確に言えば、産廃処分場建設中止の陳情書を知事に渡しに行ったのである。
冷たい雨の降る2月初め、処分場反対運動の母体となっている那珂川町の自然と環境を守る会(かつては馬頭の自然と環境を守る会だったが、町合併で名称を変更した)のメンバー7、8名で、宇都宮市の県庁に押しかけた。

測量ために切られたと見られる木の枝。自然破壊が進められている
頭に血がのぼった課員の発言
知事は「予算編成などの業務が多忙で会えない」とかで、秘書課長が対応に出てきた。横には、処分場担当の環境整備課の課員もいる。秘書課の応接間で、課長に陳情書を渡し、その趣旨をきちんと知事に伝えてもらい、返事をもらえるよう頼んだ。
秘書課長は、「とにかく要望は承ったので、知事に伝えます」という態度に終始している。守る会のメンバーからは、環境整備課の課員に対して幾つかの質問や文句が出ていた。
そんなやりとりのなかで、課員が「処分場建設は那珂川町から要望があって行っていること」という発言をした。これは事実である。那珂川町の町長は、前身の馬頭町町長だった頃から、県に対して産廃処分場の建設を要請している。
住民の安全で健康的な暮らしを守る立場にある町長が、産廃処分場を要請するなど常軌を逸しているが、それはさて置く。
これまでも県は「処分場をなぜ那珂川町に作るのか」と問われれば、「町から要請があるから」と度々答えてきた。しかし、これは二重に噴飯ものである。
一つは、建設要請自体、県が町をそそのかせて行わせたという色彩が強いということ。でも、これは県としては、言い逃れができる。




