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ロードバイクは楽しい?

2005年11月17日

高校1年の息子が片道32キロを自転車通学しているという話は、以前に書いた。わが家から一番近くのバス停まで5キロもある上に、1カ月間の学割定期代が2万9000円にもなるという事情が重なってのことだが、実はそれだけではない。

自分のやりたいことを見つけた息子

息子は中学3年の夏ごろからロードバイクの練習を始めたのである。宇都宮にあるサイクルショップ・ワダという自転車店が運営する「チームWADA」というホビーレーサーのチームに入って、一緒に練習させてもらっているのだ。

『シャカリキ』という自転車漫画を読んだのがきっかけで、中学2年くらいから「ロードレースやりたい。ロードレースやりたい」とうるさく言うようになった。

競輪が100メートル競争ならば、ロードレースはマラソンである。世界最高峰は「ツール・ド・フランス」で、これは1日150キロ走るレースを20日間も続けるという、まさに世界一過酷な競技である。

那須塩原のヒルクライムレース。正面の山の頂上にあるゴールを目指す

息子が中学2年の時、あまりにロードバイクを欲しがるので、一度ロードバイクを買いに出かけたことがある。「まあ、自転車くらい」となめたのがいけなかった。知らなかったが、ロードバイクはかなり高い。

エントリーモデルでも20万円はする。レースでまともに勝負しようと思えば、4〜50万円のバイクは当たり前だ。さらに、シューズもいれば、ヘルメットもいるし、専用のウエアも必要だ。

その時は、値段を聞いて、びびって帰ってきてしまった。それから1年経っても、息子は「やりたい、やりたい」と変わらず言い続けていた。それではと、今度は覚悟を決めてサイクルショップ・ワダの入り口をくぐったわけである。

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