手頃な価格の天体望遠鏡
前回紹介した望遠鏡は、いずれも25万~45万円程度の価格のものでした。決して安い値段ではありませんし、そこまで予算をかけられないという方のために、今回は手頃な価格の望遠鏡もご紹介しましょう。
「ビクセン ポルタ VMC110L」 5万1450円(税込)
架台は「経緯台」といって、手で上下左右に鏡筒を動かして天体を追いかけます。電動式で地球の自転に合わせて天体の動きを追う赤道儀式の架台に比べると若干不便ではありますが、シンプルな構造で持ち運びとセッティングが簡単にできるという利点があります。鏡筒も反射式なので、とてもコンパクトなセットです。
「ビクセン ポルタ A80Mf」 4万9350円(税込)
経緯台式架台の、屈折望遠鏡です。鏡筒は手動式で動かしますが、手を離したらその位置で固定されるようになっています。この架台にほかの鏡筒を載せることもできますし、接眼レンズやカメラなど、小物を置けるアクセサリートレイが付いているのも便利です。
「セレストロン Nex Star4 GT Special Edition」 オープン価格
セレストロン社は、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のトーランスに本社があり、世界的に有名なメーカーです。これは卓上タイプの自動導入望遠鏡(※)で、4000個以上の天体が記憶されています。大口径で軽量なので持ち運びに便利ですし、三脚と組み合わせて使用することもできます。
※自動導入望遠鏡 初期設定を行えば、見たい星を望遠鏡が自動的に探してくれる機能の付いた望遠鏡。

木村 和男(きむら・かずお)
1977年長崎県出身。幼いころ望遠鏡を覗いて星の輝きを目にし、星空の美しさに魅了された。約7年間天体望遠鏡をはじめとする光学製品の販売に携わっている。







