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天体望遠鏡 第2回 手軽に星空を眺める双眼鏡 手頃な価格の望遠鏡
天体望遠鏡コンシェルジュ 協栄産業 東京店フロアチーフ 木村和男氏
2007年9月27日

(取材・文=有賀祐子 撮影=村田和聡)

 第1回は天体望遠鏡の基礎知識と、初めての一本に最適な天体望遠鏡について、天体望遠鏡専門店・協栄産業の木村和男氏に話を聞いた。第2回の今回は、手軽に星空を眺められる双眼鏡、手頃な価格の望遠鏡を紹介してもらった。

<天体望遠鏡 第1回はこちら

双眼鏡で流星を眺める

天体観測は、双眼鏡でも気軽に楽しむことができます。双眼鏡では、肉眼でははっきり見えない天体や、7~8等級(※)の暗い星を見ることができます。ただし、光害の多い都心では見づらいこともあります。望遠鏡は高い倍率で天体を観察できるぶん視野が狭くなるのですが、双眼鏡ではより広い範囲を観察できますので、天の川や流星、比較的大きな銀河、星雲・星団を見る場合には双眼鏡がお薦めです。両眼で見るため、長時間の観測にも目が疲れにくいのです。望遠鏡のように片眼で長時間見ていると、結構目が結構疲れるものなんですよね。双眼鏡では、望遠鏡のような上下左右逆さまの像ではなく、正立像で眺めることができるので、星座を探すのも比較的手間がかかりません。流星群が地球に近づいた時には、ぜひ眺めてみてください。

双眼鏡にはポロプリズム型とダハプリズム型があります。これは双眼鏡内部のプリズムという反射装置の形によって区別されます。ポロプリズム型はプリズム装置が横に2つ並んだようになっているので大きめの形状ですが、大口径の双眼鏡を、ダハプリズム型に比べ低コストで手にすることができます。ダハプリズム型はプリズム部分がかさばらないので全体的にコンパクトな形状ですが、口径の大きな製品を作ることは難しく、ポロプリズム型と比較するとコストが割高になります。

※等級 星の明るさを表す単位のこと。こと座のベガの明るさを0等星とし、1、2、3と数が増えるほど暗い星となる。一般的に、肉眼で見られるのは6等星まで。

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