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“超割安”物件も登場 定借マンションの旨味と弱み

2008年12月22日

 このところのデフレ景気の影響から、マンション市場でも在庫物件の価格改定などが話題となっています。そんななか、都心部でも割安な価格で手に入る物件として、定期借地権付きマンションの注目度が高まりつつあるようです。定借マンション供給の現状と今後の課題を考えてみましょう。

原宿駅徒歩圏の立地でも坪単価は抑え気味

JR原宿駅から徒歩8分。若者たちで賑わう竹下通りの裏手で、「パークコート神宮前」(三井不動産レジデンシャル・東電不動産)の建設が進んでいます。現地は敷地内や隣接する東郷神社の緑に囲まれ、思いのほか閑静な環境です。

建物や共用空間は建築家・隈研吾氏と建築・インテリアデザイナー・小池邦彦氏が監修し、周辺の緑と調和した落ち着いたデザインとなっています。隣接地にセコムの本社ビルがあることもあり、同社と連携した24時間有人管理など高度なセキュリティ体制を導入。屋上緑化のほか、遮熱・断熱効果の高いLow-Eペアガラスを採用するなど環境面にも配慮しています。コンシェルジュサービスなど、都心生活には欠かせない仕掛けも盛り込まれた総戸数385戸の大規模マンションです。

白を基調とした隈研吾氏監修によるインテリアテイストのモデルルーム(パークコート神宮前)
[画像のクリックで拡大表示]

これだけの立地条件と高水準な仕様を施したマンションですから、さぞ価格面も高水準かと思えば、平均坪単価は約320万円とのことです。都心部としてはむしろ割安な部類に入るでしょう。なぜこうした価格設定が可能だったかというと、このマンションが定期借地権付きだからです。

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