2008年1月1日時点の公示地価が発表されましたが、地域ごとの様子を仔細に見ていくと、少し状況が変わってきているようです。公示地価では都市部を中心とした地価上昇の波が周辺部に及んでいる様子が改めて確認されましたが、都心部の地価は上昇率に鈍化の動きも見られ、マンション価格への影響も出ているようです。
都心部では前年の反動で上昇率が鈍化
国土交通省から発表された今年の公示地価によると、東京圏では住宅地が平均5.5%で2年連続、商業地が同12.2%で3年連続、それぞれ上昇しました。住宅地、商業地とも都区部では2ケタ上昇の地域が多く、都区部以外の周辺部でも上昇率が昨年より拡大している地域が目立ちます。都心部から始まった地価上昇が、周辺部に波及している様子が数字からも読み取れるでしょう。
とはいえ、都区部の住宅地では上昇率が昨年より鈍化している地域も目につきます。特に港区(前年27.2%→今年16.8%)や渋谷区(24.8%→13.4%)、中央区(20.9%→17.0%)など、前年の上昇率が高かった区で鈍化の動きが顕著です。上昇の勢いは前年がピークだったということでしょうか。





