駅からの分数は実際に歩かないと分からない
広告の中で最も重要なのは、小さな文字で書かれている「物件概要」です。ここをじっくり読むことで、かなりの情報が手に入ります。
まず最寄り駅からマンションまでの時間ですが、徒歩の場合は通常の徒歩ルートを「80m=1分」で換算して表示しています。信号や坂道は考慮されていないので、実際に何分かかるかは歩いて確かめたほうがいいでしょう。マンションの場合、敷地の最も駅に近い部分を起点にしているので、大規模物件などでは目的の住戸に着くまでさらに数分プラスしなければならないこともあります。
最寄り駅からターミナル駅や都心までの時間も書かれていますが、待ち時間や乗り換え時間は含まれていません。またラッシュ時と日中とで時間に差がある場合は、「○○駅まで急行で●●分(ラッシュ時。日中時は▲▲分)」などと表示されます。
駐車場代ゼロって本当にオトクなの?
入居後に毎月支払う費用として、管理費や修繕積立金、駐車場代などが表示されています。このうち駐車場代はマンションによってばらつきが大きく、なかには駐車場代ゼロとしてそれを広告でもアピールしているケースがみられます。ただ、駐車場代は管理組合の収入として共用部分の修繕費用にあてられるのが通常です。駐車場代が無料な分は修繕積立金が高めになる場合も考えられるので、料金については必ずしも安ければメリットが大きいとは限らないでしょう。
広告に表示される専有面積は、壁の厚みの中心線で囲まれた「壁心(かべしん)面積」です。これに対し、各種税金が軽減される条件に出てくる面積は壁の内側で囲まれた「内法(うちのり)面積」なので、壁心面積よりやや小さくなります。住宅ローン控除や贈与税の特例などが受けられる条件として「床面積50m²以上」というものがありますが、広告上の壁心面積が50m²を少し超えていても、内法面積が50m²未満だったために特例が受けられなかったというケースもあるので注意してください。





