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収納や水回りでも複数企業とコラボレート

子どもの成長に合わせて棚を移動したり扉を付けて「隠す収納」に変化させられるキッズクローク
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このマンションではほかにもコラボレート企画がいくつかあります。システム収納の開発を手がけるINTENZAとの共同で提案する、「せいとんレシピ」という収納アイテムもそのひとつです。例えば子ども用のクロークは兄弟で仲良く片づけられるよう、オープンな収納空間としたり、シューズクロークの扉の裏にスリッパ掛けを付けたり、キッチンのパントリーに根菜用のワイヤーバスケットを用意したりと、さまざまに工夫が盛り込まれています。

また洗面化粧台の開発では、既婚女性による会員組織をもつキャリアマムと、化粧品メーカーのエクロールとの3社でコラボレートしています。洗面カウンターに段差を設けているのが特徴で、ハンドソープや化粧品置き場を水洗いできたり、シャツの袖や襟洗いに利用できるといった点がポイントです。

水栓のホースを引き出せば、化粧品を置くスペースを簡単に水洗いすることができる
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このほか、ヘルスメーターで知られるタニタが開発した「からだカルテ」を採用し、血圧や体脂肪などの測定データをパソコンに蓄積。そのデータを提携先の駅前クリニックモールに送信して健康相談サービスを受けられるようにする予定だそうです。こうした健康・医療サービスも一種のコラボレートと呼ぶことができるでしょう。

プロジェクト全体のコンセプトから共同で立ち上げたり、マンション内のさまざまな設備やサービスで提携したりと、デベロッパーと異業種とのコラボレートも進化しつつあるようです。市況が厳しくなっている時期だからこそ、多様なコラボレートによる差別化が今後も期待できるでしょう。

大森 広司

住まい研究塾主宰。編集プロダクションを経て93年よりフリー。現在、『住宅情報マンションズ』、『住宅情報タウンズ』、オールアバウト「マンション入門」などで住宅関連全般にわたって取材・執筆活動を続けている。著書に『マンション購入 完全チェックリスト』(日本実業出版社)、『新築マンション買うなら今だ!』(すばる舎)などがある。

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