収納や水回りでも複数企業とコラボレート
このマンションではほかにもコラボレート企画がいくつかあります。システム収納の開発を手がけるINTENZAとの共同で提案する、「せいとんレシピ」という収納アイテムもそのひとつです。例えば子ども用のクロークは兄弟で仲良く片づけられるよう、オープンな収納空間としたり、シューズクロークの扉の裏にスリッパ掛けを付けたり、キッチンのパントリーに根菜用のワイヤーバスケットを用意したりと、さまざまに工夫が盛り込まれています。
また洗面化粧台の開発では、既婚女性による会員組織をもつキャリアマムと、化粧品メーカーのエクロールとの3社でコラボレートしています。洗面カウンターに段差を設けているのが特徴で、ハンドソープや化粧品置き場を水洗いできたり、シャツの袖や襟洗いに利用できるといった点がポイントです。
このほか、ヘルスメーターで知られるタニタが開発した「からだカルテ」を採用し、血圧や体脂肪などの測定データをパソコンに蓄積。そのデータを提携先の駅前クリニックモールに送信して健康相談サービスを受けられるようにする予定だそうです。こうした健康・医療サービスも一種のコラボレートと呼ぶことができるでしょう。
プロジェクト全体のコンセプトから共同で立ち上げたり、マンション内のさまざまな設備やサービスで提携したりと、デベロッパーと異業種とのコラボレートも進化しつつあるようです。市況が厳しくなっている時期だからこそ、多様なコラボレートによる差別化が今後も期待できるでしょう。






