子供の安全や子育て世代の交流が課題に
マンションを選ぶときのキーワードのひとつに「子育てによい環境か」を上げる人は少なくないでしょう。少子化が進み、マンション購入者に占める単身世帯や2人世帯の割合が増えている今でも、相変わらず子育ては重要なテーマであることに変わりありません。
特にこのところ子供が関係する事件が目立っており、自分の子の安全をいかに守るかが大きな関心事になっています。また数百戸規模の大型物件が増えているため、子育て世代同士のマンション内での交流なども課題になっているといえるでしょう。そうした購入者の興味感心を考慮し、マンションの特徴として子育てのしやすさを打ち出すデベロッパーも少なくありません。
PASMOを子供の位置情報確認に活用
そうしたなか、子供を守るためのセキュリティ機能をマンション内だけでなく、地域全体に広げようという試みが登場しました。東急不動産と東京急行電鉄が町田市で分譲する「ブランズシティ田園ヒルズ」は、ICカード乗車券の「PASMO(パスモ)」を利用した子供見守りサービス機能を分譲マンションで初めて導入しています。

モデルルームにはカードリーダーの見本も展示されている
PASMOをエントランスや宅配ボックスのカードキーとして利用するシステムは出てきていますが、同マンションではPASMOを子供の位置情報確認にも活用しようというわけです。このサービス機能は東急セキュリティが開発したもので、学校や塾などに同社が設置する予定のカードリーダーに子供がPASMOをタッチすると、自動通過情報メール配信システムが稼働し、親の携帯電話などに通知が届く仕組みです。




