12年ぶりの水準に達した東京都のマンション価格
マンション価格の上昇が続いています。東京カンテイのデータによると、首都圏では分譲マンションの平均坪単価が2006年に202.1万円と、9年ぶりに200万円を超えました。直近で最も坪単価が低かった2001年の176.7万円と比べると、14.4%の上昇です。
価格上昇は都心部に近づくほど顕著です。東京都では2006年の平均坪単価が266.0万円と、こちらは12年ぶりの水準にアップしました。12年前と言えばバブルが崩壊して間もない1994年です。過去に東京都の坪単価が250万円を超えたのは、1987年~1994年と1997年の9年間だけ。つまり、昨年の東京都はこれまでで10位に入る価格の高さだったのです。今年はさらに上昇基調が強まっています。
城東エリアの中でも価格上昇が緩やかな足立区
そんな価格上昇が強まる東京都にあって、さほどマンション価格が上昇していない地域があります。しかも都心のすぐそばで。それが足立区です。半年ごとの足立区の平均坪単価を見ると上昇はしていますが、ペースは緩やかです。2006年下半期(7~12月)の坪単価は158.0万円で、前年同月比6.2%の上昇でした。
坪単価158万円というのは、東京23区のなかでは最も低い水準です。全般的に足立区の属する城東エリアはマンション価格が低めですが、なかでも足立区の価格とその上昇率の低さは際立っています。例えば同じ城東エリアの荒川区は2004年上半期(1~6月)の坪単価が157.6万円と足立区(146.6万円)と11万円の差でしたが、2006年下半期の荒川区は175.1万円にアップしてその差が17.1万円に広がりました。都心の港区とは2倍以上の価格差となっています。





