私は見た!大都市の空前のキムチ祭り
久しぶりに韓国へやってきた。今回の目的は、キャンドルナイトなどエコな暮らしを広げる「環境=文化NGO ナマケモノ倶楽部」主催の韓国キムチ作りツアーに参加すること。
せっかくだから1日早めに韓国入りして、ソウルで息抜きすることにした。とは言え、ハングルは読めないので、福岡県の姉を誘った。姉の由美さんは、ヨン様ではなく、ソル様(ムショ帰りの青年とハンディを持つ女性の愛を描いた衝撃作『オアシス』や、実話に基づく社会派映画『シルミド』の主演で知られる、韓国版デニーロの異名を持つ名優ソル・ギョング)に巡り合う時のために、せっせとハングルを学んでいたのだ。
仁川(インチョン)国際空港で由美さんと落ち合い、ソウル行きのバスを降りたその時、何やら、市庁舎前の広場が騒がしい。ズンタカ音楽も聞こえ、「みんな、のってるかい?」風のマイクの声が反響している。会場を囲む白いテントのせいで、中が見えない。そこで荷物をごろごろ押しながら、テントの向こう側に回り込んでみて、唖然とした。
何と、それは、空前の規模のキムチ祭りだった。
見渡す限りキムチを漬けるオモニ(母親)の甍。狐色の上着にオレンジのエプロン、頭には作業帽のオモニたちが、音楽に合わせて踊りながら、キムチを漬けている。すっかり狂喜して、地元の取材班に紛れ込むと、この壮観ながらもほのぼのとした光景をカメラに収めた。






