食を通して見える生き物の生活と
人間生活の関係
生物が何を食べて生活しているのか、フードチェーンを見ていけば、私たちの生活空間そのものが餌付け現場であることに気付きます。
人間から見たら、直接手で与えるのが餌付けで、それ以外は餌付けには見えないかもしれませんが、野生動物にとってはどちらも人間がくれる餌であって、なんら変わりはありません。
このような視点で、今、私たちの生きる地球環境というものを見つめてみると、食を通して生物の生きざまがよく分かります。また逆に、そうした生き物の生活から、私たちの食生活や食文化も見えてくるのではないでしょうか。食をめぐる動物観察は、とても大切なことだと思います。
捨てられたスイカを求めてやって来たイノシシ家族
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家庭から出た生ゴミにやって来たシロハラ
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売り物にならない廃果リンゴが捨てられていたら、そこにスズメたちがやって来た
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宮崎 学(みやざき・まなぶ)
写真家。
1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞、1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞、1990年「フクロウ」で第9回土門
拳賞、1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。他写真集・著書多数。最新刊『かわりゆく
環境・日本生き物レポート(理論社)や『ツキノワグマ』、『森の写真動物記』のシリーズが発刊中。
自身のホームページ「森の365日」では、中央アルプ
ス山麓の仕事場をライブカメラにて24時間中継している。