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第9回 ツキノワグマと巣箱

2008年5月2日

写真家=宮崎 学 氏

ツキノワグマの動きを探る

今、私にとって大きな関心事はツキノワグマの動きです。

とにかくツキノワグマは大きな体をしているのに、その動きはひっそりと潜行しますので、どこにいるのかさっぱり分かりません。ですから、感心を持っていない一般の人たちにはさらに分かろうハズもなく、たくさん生息しているのに「稀少動物」として認識されてしまっています。

一体ツキノワグマは、日本にどのくらい生息しているのか、本当の統計は出ていません。不確実な実験で観測されたデータの数値が、一人歩きしている事実があります。 だから私は、ツキノワグマの本当の動きを少しでも探ろうと、日々自然界について考えているのです。


「春の伊那谷と中央アルプス」

「春の伊那谷と中央アルプス」
手前の山から遠方の中央アルプスまで、ツキノワグマは生息しています。里に黒く見える筋状の緑のベルト帯もクマの通り道になっています。ここには、通学路もあります
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「ツキノワグマ」

「ツキノワグマ」」
この真っ黒な体毛は一体何本生えているのでしょうか。冬には冬毛もびっしり生えて二重構造になっているので、春になると大量の体毛が抜け落ちます
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