色々試した結果、手元に残ったのは
小さくて使いやすいカメラ
それから、一時期は「CONTAX RTS」をずいぶん使った。180mm F2.8のオリンピア・ゾナー、ディスタゴン18mmF4、マクロ・プラナー……。どれも味わいのある最高クラスのレンズだが、コンタックスの大きなボディーに装着して持ち歩くと、カメラバッグは5kgを超えた。
結局すべて手放して、今、手元に残っているのは、私がひそかに「豚鼻」と呼ぶ、かわいらしいテッサー45mmF2.8を付けたコンパクトな「CONTAX 159MM」だけだ。道具はできれば小さいほうが良い。
小さくても独カール・ツァイス社の高性能レンズの証「T*(ティー・スター)」の称号を持つ「Tessar2.8/45」をCONTAXのコンパクトモデル159MMに着けると機動力抜群
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小さいといえば、「MINOX 35GT」も素晴らしい。小さいだけでなく、エンジニアリング・プラスチック製のボディーは軽くて丈夫。沈胴式のレンズで、ピントは目測の手動設定。フィルム巻き上げクランクは2度巻き上げて1コマ送る……。
撮るまでの手続きが色々あって、ドリップ・コーヒーを淹れるのにも似た優雅さとインテリジェンスがある。
中央のフラップを開けると、かわいらしいが色の再現性で定評のあるColor-Minotarレンズがゆらゆらと微妙に揺れながら出てくる。開ききるとカチッと止まって微動だにしない
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