ヘルメットをかぶろう
何はともあれ、自転車に乗る際、それも長距離を移動する際には、ヘルメットなのだ。
実際に、昨今、増えたと思わないだろうか。我が子にヘルメットをかぶせる親が(※編集部注:2008年6月1日の道路交通法の改正・施行により、13歳未満の自転車乗車時にはヘルメットを着用させることが保護者の努力義務となった。ただし、実際にはそれ以前から保護者の間では自主的に子供へのヘルメット着用推進の動きがあった)。
プラスティック製のカラフルなヘルメットを小さな頭にちょこんと載せ、あごヒモをカチリと付ける。元はといえば、オランダやドイツで随分前に始まったムーブメントなんだが、これはもう掛け値なし、実にいいことである。 「頭を守る」というのは自転車事故に備える最高の手段であって、なぜならば、自転車関連の死亡事故のうち、死因の実に62%を占めるのが、頭部の損傷だからだ。
ということは、ヘルメットさえかぶっていれば、その62%の(すべてとは言わないが)大部分は、命を落とさずに済んだかもしれない。どうしたってこれは大きい。
おまけに頭部損傷というリスクは、直接「死因となる」というだけじゃない。頭部は「治らない傷」を負ってしまうことが多いのだ。
たとえば転んで腕を折ったとしても、多くの場合、その腕は時が経てば治癒するだろう。しかし、頭の場合は違う。死に至らないまでも、ある種の機能が失われると、脳は二度とそれを修復し得ない。要するに「後遺症が残る」ということになる。
これが頭部損傷の怖いところだ。
かぶろう、ヘルメット。
このことだけだって、ヘルメットは絶対にかぶるべきなんだが、実は、ヘルメットのメリットは、さらにもう1つある。

自転車に乗るならヘルメットは必須(写真はヒキタ本人)





