薪・焚き木
薪の消費量は、家の中に持ち込む際に段ボール箱に薪を入れて重さを計量します。乾燥重量で消費した量を記録すれば、おおよその熱量が推定できます。最近は1年間で300kg前後の薪を燃しています。と言ってもどのくらいの熱量なのか見当がつかないでしょう。
乾燥した木材1kgを燃したときの熱量は、広葉樹で4500kcal程度とのことです。針葉樹は広葉樹より熱量が高いのですが、ほとんど利用しません。したがって、1年間で消費した熱量は1350Mcal(5.65Gj)となります。暖房用のガス消費の3/4に相当する熱量ですが、薪ストーブの熱効率は余り高くないので、実際に部屋を暖めた熱量は熱ロスを加味しなければなりません。
見た目の大きさで300kgの薪を説明しましょう。長さ30cm程度に切り揃えて積み上げると、正面から見た面積で約3m²。江戸間の畳2枚分程度と想像して頂ければ結構です。

切り揃え積み上げた薪
第11回でもご紹介したとおり、バイオマスである薪を燃しても、そのCO2は温室効果ガスとは見なされません。但し、輸送で消費される燃料は加算しなければなりません。最後に紹介するCO2算出には、300kgの焚き木を50km先から燃費10km/ℓのディーゼル車でまとめて運んだ、という想定で、往復に消費した燃料の軽油からのCO2排出を薪1kg当たりの係数に読み替えて算入しています。





