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達成レベルによって変化する
ストーリーやエンディング

まず、歩数を計測するために搭載されているのが、3Dセンサー(3軸加速度センサー)だ。ポケットやバッグに入れたまま、歩数の計測ができるほか、計測誤差もプラスマイナス5%程度に抑えられている。

計測できるのは、歩数だけではない。厚生労働省により策定された「健康づくりのための運動指針2006」が定めた基準値「METs(メッツ)」と「エクササイズ」も画面に表示される。

「METs」とは、その活動が、安静時の何倍に相当するのかを表す数値。座って静かにしている状態が1METs。一方、「エクササイズ」とは、この「Mets」に時間をかけた値。強い運動をすればするほど、短時間で1エクササイズになる。ちょっと難しいけど、つまり、単に歩数を測るだけではなく、その歩行の、ある程度の質も測れる歩数計となっている。

こうした最新技術に加え、もうひとつハートをつかまれるのは、テーマの妙。「ヤマト」にしろ「三千里」にしろ、メタボが気になり出す30~40代がハマったアニメ。そのストーリーを楽しめるというご褒美がついているので、ウォーキングの習慣も長続きさせることができる。

というわけで、1日目。ポケットに入れて犬の散歩へ。ボタンや液晶の文字も大きくて、老眼にも優しい設計だ。登場人物に「古代クン」を選んで、14万8千光年の旅に出発した。

画面にはイベントまでの歩数が表示されるが、帰ってから見てみると、まだまだ先。年末で仕事はたまっているし、外は寒いし。これ以上、ウォーキングはできないけど、イベントは見たい。本体を振ってみたりしたが、最新3Dセンサーのせいか、インチキな動きは、なかなかカウントされない。古代クンに聞いてみると「まだまだ始まったばかりじゃないか!」と叱られるし。

そこで外注に出したのが、家の中を1日中、あっち行ったり、こっち行ったりしているうちの犬。首にぶら下げて過ごしてもらい、めでたく最初のイベントを見ることができた。やった! 苦労してゲットした、このイベントっていうのがまた……。

いや、ネタバレになるので、レビューはここまで。みなさんは、ぜひその「足」でお確かめください。

用もないのに一日中動き回る、うちの犬はなかなか優秀なウォーカー。よい子のみなさんはマネしないように

用もないのに一日中動き回る、うちの犬はなかなか優秀なウォーカー。よい子のみなさんはマネしないように


▼問い合わせ:
発売:バンダイ
希望小売価格:4725円(税込み)
本体サイズ:縦68mm×横45mm×高さ15mm、重量:約38g(電池含む)


福光 恵(ふくみつ・めぐみ)

ライター

1990年代初頭のバブル崩壊を機に、キュレーター見習いから雑誌ライターに。日経新聞別刷りプラス1に連載していた「VIVA!個電天国」は、文庫本「VIVA!個電天国ベスト120」(朝日文庫)になって発売中。ほかに週刊朝日「ドン小西のイケてるファッションチェック」(構成)など。エコ方面の趣味は犬の散歩。

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