日本の空間に求められる自然を感じさせる家具

パーティション100
アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、フィンランド紙幣に肖像画が使われていたほどの国民的な建築家。このパーティションは適度に折り曲げて置くことで自立する。彼が建築や家具に多用した“波”のイメージを伝える。
(問)ヤマギワリビナ本館
TEL 03-3253-5111(代表)
URL http://www.yamagiwa.co.jp
北欧の家具は、50年代当時から日本人に好まれてきた。つまりは”日本人好み“なのだろう。自然にインスピレーションを得た工芸品は、日本にも確かに多い。また木という素材に対しての親しみや、純粋なフォルムが尊ばれることも、北欧と日本で共通している。実際に日本の家具デザイナーが、北欧の家具を手本にしたことも少なくなかった。日本の生活空間と北欧家具の相性がいいことは間違いない。
また現在では、北欧の家具が日本の環境の中で清涼剤のような役割を果たすこともあるだろう。最近は生活環境が向上したのとともに、インテリアを構成する素材や設備があまりに人工的になってしまった。それは清潔で快適ではあるが、時に息苦しさを感じさせる。だが北欧の家具には、どこか人間的なところがあり、自然に近い要素が内包されている。上質で完成度が高くても、贅を尽くしたというよりは、ホッとさせてくれる何かがあるのだ。
自分にとって本当に大切な時間を過ごすシーンの傍らには、そんな北欧の家具が最もふさわしいのではないだろうか。

PH5プラス
生活空間を大切にした北欧では、照明器具の名作も数多く生まれた。これはデンマークのポール・ヘニングセン(1894-1967)のデザインで、光源の眩しさを抑えながら、テーブル上を効率的に照らすシェードが画期的だった。
(問)ルイスポールセンジャパン
TEL 03-3586-5341
URL http:// www.louispoulsen.com




