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Part2:ゴージャスに愉しむ 世界の豪華客船の旅

2008年6月11日

ひとくちにクルーズといってもそのスタイルはさまざまだ。Part 2、Part 3では世界の名だたるクルーズ会社ごとに、その特徴と人気のクルーズを紹介する。なお囲みではレジデンス型の豪華客船も登場。それぞれの会社を紹介する前に、まずPTSクルーズデスクに伺った最近のクルーズの人気の傾向を紹介しよう。

※ラグジュアリー、プレミアム、スタンダードの表記は海事プレス社「クルーズシップ・コレクション2008~2009」を参考にしました。

PTSクルーズデスクに聞く 最近のクルーズの傾向

PTSトラベルナビ そごう心斎橋店

PTSクルーズデスクは1982年に誕生以来、高品質なクルーズを提供し続けている、JTBグループのクルーズ専門デスクだ。このパートで世界の豪華客船を紹介する前に、PTSクルーズデスクによる、最近人気のクルーズの傾向を紹介しよう。

現在、世界のクルーズ人口は1,200万人と言われている。これに対し、日本のクルーズ人口は18万人。つまり世界の3パーセントほどで、まだまだ定着しているとは言いがたい。事実、クルーズと聞くと日本では、何十日もかけての優雅な世界1周の旅や、映画でしか観たことのないようなきらびやかな世界を想像し、敷居が高いというイメージを持つ人も多いだろう。しかし、実際にはより気軽に参加できる1週間程度のクルーズも数多くあり、最近では若い人にも人気があるそうだ。

ちなみにPTSクルーズデスクにも「バリュークルーズ」「PTSプレミアクルーズ」「PTSプレミアワールドコレクション」という3種類のパンフレットが用意されている。

まずは、日本発着で海外に行くクルーズを紹介しよう。

日本発着できるのは日本の客船にほぼ限られており、「飛鳥Ⅱ」と「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす」が主流だ。世界1周などのコースはかなり長い期間にわたるので、客層はやはりリタイアした世代(アクティブシニア~シルバー世代)が大半を占める。

しかし、これらの船には日本国内の行程もあり、夏祭りを観に行く4泊くらいからのクルーズなどは幅広い年齢層に人気。「いきなり、海外のクルーズはちょっと…」いう初心者には気軽に楽しめるのでおすすめだ。

次に、海外のクルーズ。こちらは約1週間のクルーズに発着地までの飛行機移動期間を含めた全行程が10日から12日くらいのものが人気。遅れることのないようにクルーズ出発地で前泊し、乗船。帰りは朝に港に着いて、その日の午後に飛行機で帰国の途につくというパターンが多い。とくにカジュアルなスタイルで人気なのが、「MSCクルーズ」や「コスタ・クルーズ」といったイタリア系船会社が運航する客船。春から秋に地中海を旅するプランだ。家族連れ3名以上であれば子供が無料になるというサービスもあり、子供連れで乗船する人も多いのだという。

さらに、より手軽に楽しめると好評なのが、「スタークルーズ」が主催するアジアクルーズ。香港やシンガポールの発着なので、船舶は3、4日くらいと短め。近い分、飛行機での移動期間を入れても5日から1週間での日程は、まとまった休みが取りにくい人でも参加しやすい。

そして、ラグジュアリーな豪華客船の代表はイギリスの「キュナード」と米国の「クリスタル・クルーズ」だ。この二つの会社の船はかなりグレードが高く、“社交界”の雰囲気が味わえる。

キュナードは日本人にはもっともなじみ深いであろう、超大型豪華客船「クイーン・エリザベス2」を運行している。残念なことに、かの「クイーン・エリザベス2」は、今年11月のファイナル航海を最後に引退。その後はホテルシップとして生まれ変わるそうだ。そのため、「さよならクルーズ」が多く企画されており、最後にその雄姿を見ようとこれまでより幅広い客層から申し込みがあるという。

一方、「クリスタル・クルーズ」は「ベスト クルーズ シップ イン ザ ワールド」の読者投票にて11年連続「ワールド・ベスト・ラージシップ・クルーズライン」を受賞。日本人スタッフが乗船し、日本食レストランがあるなど日本人がもっともリラックスできる外国客船といえる。

また中型船の「リージェント・セブンシーズ・クルーズ」や、「シルバーシー・クルーズ」もラグジュアリーな船として人気が高い。

「セレブリティクルーズ」は船のグレードは高いが料金は他社に比べて控えめなので、こちらも評判がいい。

こうしたラグジュアリーなクルーズも、やはり現地までの往復は飛行機移動となり、船泊は15日から18日くらいが主流。全行程で20日くらいが主流となっている。

長い船旅では、言葉や食事の面での心配ごとも出てくるだろう。そうなると日本人乗務員の有無や、日本語でのサービスの有無、あるいは日本食レストランがあるなども、快適な旅をする上での重要なポイントになってくる。小型船はアットホームで濃やかなサービスが期待できるが、英語が話せないと、人によってはそれが負担に感じられることもあるかもしれない。それぞれの会社の特徴やサービスを比較し、自分にあったスタイルのクルーズを選びたいものだ。

クルーズ客船は食事、施設、エンターテイメントもすべて組み込まれた乗り物であり、宿泊施設でもある。そのため、船に居ながらにして毎日違う場所を訪ねることができ、また時間効率も極めて良いといえる。楽で安全な旅という性質上、日本ではシルバー層が多いが、さまざまな年齢層、ニーズに応えるクルーズがあることを踏まえ、まずは各社の特徴を知り、クルーズを扱うデスクに相談してみてはいかがだろう?

問い合わせPTSクルーズデスク 東京・本部
住所東京都豊島区高田3-13-2 高田馬場TSビル1F
電話03-5950-5915 外国船専用
電話03-5950-6024 日本船専用
電話03-5950-8076 クルーズオンリー専用
営業時間9:45~18:00(土曜日14:00まで)
定休日日曜・祝日
URLhttp://www.pts-cruise.jp/
問い合わせPTSクルーズデスク 西日本
住所大阪府大阪市中央区島之内1-22-20 堺筋ビルディング8F
電話06-6120-1633
営業時間9:45~18:00(土曜日14:00まで)
定休日日曜・祝日
URLhttp://www.pts-cruise.jp/

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