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Part 1:俳優 沢村一樹さんに聞く 大人の夜遊びのススメ

2007年7月11日

派手に遊んだ時代は卒業
今は語り合って夜を過ごす

生まれ育った鹿児島を離れて上京したのは僕が20歳の時。その頃はバブルの全盛期で、プールバーが流行っていた時代でした。当時の僕の夜遊びの舞台は歌舞伎町。バイトをしていたビリヤード場が歌舞伎町だったんです。よく朝までビリヤードをしたり、カラオケに行ったり、女の子の話をしたりしていたなあ。その頃はまだお酒が弱くて、飲むというよりは、みんなと一緒にいるのが楽しい時代でしたね。

30歳近くになると、より大勢で遊ぶようになりました。カジュアルなお店に仲間と15人くらいで行って、ワイワイ騒ぐことが多かったんですよ。お酒が進むと、恒例のテキーラ飲み比べが始まります。酔っ払って変なこと言い出したりする仲間を見ては、面白がっていました。当時は、休みの日に家にいると時間を無駄に過ごしているような気がして、いつも仲間と外に繰り出していましたね。

普段の生活で出会わない人たちと飲む

今は昔と違って、誰とどこに遊びに行くのかというのは大して重要ではなくなりました。僕は今年40歳になるんですが、僕らぐらいの年齢になると、そんなに女の子にもてなくなってきているし(笑)、ワーッとはじけて遊ぶほど若くもない。

行った先で、新しい考え方や、「なるほどな」って思う話が聞けたりすると、出かけてよかったなと最近は思うようになったんです。夜遊びに対して面白いと思うポイントが自分の中で変化してきているのかもしれない。

今の遊び方になったのは、32歳で結婚したころからかな。今でもキョロキョロしてはいるんですけど(笑)、男女の出会いはそれほど必要がなくなりましたからね。結婚して、いい意味でも悪い意味でも昔の自分から脱皮したという感じです。

僕は、夜遊びする時は新しい出会いを期待して出かけます。とにかく知らない誰かと知り合いになりたいんですね。別に女性との出会いを求めるという意味ではないですよ(笑)。だから僕は、お客さんどうしでコミュニケーションがとりやすい、カジュアルな飲み屋さんが好きなんです。

夜遊ぶ時は、基本的に仕事を忘れてその場の会話を楽しみます。初めて会った人と意気投合することもしばしばです。この前、家の近くの居酒屋に行った時なんかは、50代〜60代とお客さんの年齢層が割と高い店で、そのほとんどは地元の商店街の人たち。初めて行ったお店だったのに、いつの間にか僕もその中に交じって、明け方まで商店街の福引きの話で盛り上がりました(笑)。そのうち何人かはそれ以来顔見知りになって、お米屋さんや花屋さんとは、道端やお店で会うと「おう」って挨拶する仲です(笑)。普段の生活ではそこまで親しくならないような人たちと一緒に飲むのは楽しいですね。

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