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Part 3:フルサイズ時代に必須! お薦め三脚&カメラバッグ

2009年3月11日

 カメラ、レンズにこだわったら、次は三脚をしっかり選びたい。プロカメラマンに長く使われてきた性能の高い製品をはじめ、シンプルだが重要な役割を果たす三脚を紹介する。また、カメラを衝撃から守ってくれる、ショルダータイプ、バックパックタイプ、ハードケースタイプなどお薦めのカメラバッグを紹介する。

三脚の選び方

シンプルな機械なだけにノウハウが必要

三脚の目的は極めてシンプルだ。カメラを最適な位置に固定し、レリーズ時にぶれないように確実に保持するという、それだけである。しかし、その目的を達成するために多くの要素が関係する。

まず、最適な位置に固定するというだけでも大変だったりする。安い三脚ではネジを締め込んだだけで微妙に角度が変わったり、締めたつもりでも動いてしまうこともある。簡単に締められ、確実に固定することは実は大変なのである。レリーズ時にぶれないようにするには頑丈であればいいが、あまり重くなると撮影場所まで持ち運ぶのが大変だ。すると、「心が動くシーンに立ち会い、そこでシャッターを切る」という写真の基本に反することにもなりかねない。

三脚はシンプルな機械だが、それだけにノウハウが必要になる。三脚にも有名ブランドがいくつかあるが、ファッションブランドと異なり、純粋に実用性のみでブランドになるのがカメラの三脚なのである。プロカメラマンに長く使われてきた三脚は、それだけで性能の裏付けが取れているのだ。

耐荷重、重さと大きさ、段数、雲台など要素を確認

三脚の選び方を簡単にまとめておく。まず見るべきは耐荷重(最大積載荷重)である。これは何kgの機材まで乗せて使えるかという目安。たとえばニコンD700は約1kg。レンズに約1.5kgの70-200mm F2.8を組み合わせると、すでに合計2.5kgになる。将来的に300mm F2.8クラスも使いたいとなると、これが単品で約3kg。プラスαを考えて、耐荷重5kgあたりが目安だろう。

次は三脚自体の重さと大きさ。カーボン素材のほうが軽いが、そのぶん値段は高い。大きさはいっぱいに伸ばした状態(エレベーターは伸ばさない)でカメラをセットし、無理なくファインダーが覗けるくらいが使いやすい。携帯性を重視するならショートタイプでもいい。

全高(脚を伸ばした状態の高さ)は三脚の使い勝手を大きく左右する。写真はハスキー製品の比較で、もっとも高い5段(#1005)は全高が318cmにもなる

三脚の脚の段数は3段か4段が主流。4段のほうがコンパクトになるが、剛性や使い勝手は3段のほうが上。写真はインデューロの比較で、左がC-214(縮長520mm)、右がC-313(縮長705mm)

また、三脚はほぼ同じ仕様で3段と4段が用意されていることが多い。山歩きや公共の交通機関を使うことが多いなら、よりコンパクトに収納できる4段がいい。日本では3段より4段のほうがよく売れるらしい。ただ、扱いやすさや剛性の面では3段のほうが有利。伸縮の手間が減るだけでなく、剛性は脚のもっとも細い部分で決まる。段数が少なければ、それだけ細いパイプを使わなくてすむからだ。クルマでの移動が中心なら3段を勧めたい。

雲台は、縦・横・傾きを独立して操作する「3ウェイ雲台」と、ひとつのネジで全方向が自由になる「自由雲台」に大別できる。正確に位置を決めるなら3ウェイのほうが便利。素早い操作なら自由雲台だ。しかし軽くできる利点のため、山歩き撮影で自由雲台が選ばれることも多い。また、上級モデルの三脚の多くは、雲台が別売になっている。

風景や小物など、きっちりとフレーミングするなら3ウェイ雲台が便利。素早いティングや携帯性なら自由雲台が有利

伸縮する脚のロックは締め込んで固定するナット式と、ワンタッチで締められるレバー式がある。レバー式が手軽だが、ナット式は長く使ってもガタつかないなどのメリットがある

そのほか、ローアングル撮影、脚のロックはレバー式かナット(回転)式かなど、三脚の要素はとても多い。実際に触ってみることをお勧めする。

特集:レンズを楽しむ「一眼デジカメ」
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