美味しいエスプレッソの淹れ方
美味しいエスプレッソを淹れるためには、まずカップを温めることが大切。冷めたカップではアロマを閉じ込めるクレマ(クリーミーな泡立ち)が早く消えてしまいます。湯煎してカップを温める場合は、水滴が残っているとエスプレッソが薄まるので必ずカップを拭くように。
自分で豆を挽く場合、家庭用ミルでは粗くなるので、エスプレッソ用のミルを使用してください。極細挽きの粉を1杯分7~8グラムを正確に秤で計りフィルターに入れ、粉の空気を抜くためにホルダーの横を軽く叩き粉を均一にならす。抽出時に粉が暴れないように16kg~20kgの力で粉をタンピング(プレス)します。粉がいつもより粗いと思ったら、少し多め、1杯分8.5~9グラム粉を入れて通常より強めにタンピングします。抽出が早いと思ったら少し強めに押さえるなど、粉の挽き方によって力加減を変えてください。ただし、苦味や雑味がでるので決してひねらないように。
エスプレッソに使う水は浄水器の水で十分です。濃厚でとろっとしたエスプレッソを好む方は硬水を使うといいでしょう。
操作が簡単なエスプレッソマシンを選ぶ
エスプレッソは、大型の機械を使い9気圧の圧力をかけて抽出するので、業務店と家庭では明らかに味が違います。車に例えれば、僕らが使っているのはF1用、皆さんが使っているのは乗用車。それほど違いがあるのにF1のレース会場で「どうも勝てないんだよね」と首をひねるようなものです。だから家庭でエスプレッソを楽しむためには「妥協」が必要です。
コーヒーメーカーを買われる方は、ポッドも粉も使えて、ドリップもできるスリーウェイが使い勝手がいいと思うようですが、最初は毎日作っていても、徐々に週に1度、月に1度と減り、箱に入り、棚に上がり、最後はオークションに出品される(笑)。だからエスプレッソマシンは美しいデザインで、家にあった大きさで、毎日使えるものがいいですね。マニアック派なら手動もいい。でも味を楽しむだけなら、カフェポッド専用のエスプレッソマシンがお薦めです。例えば、デバイスタイルの「PD-1」だと立ち上がりがわずか27秒。歯を磨く間くらいの時間ですから、後はポッドを入れて抽出ボタンを押せばできあがり。2ボイラー積んでいるので、抽出しながらミルクも泡立てられます。
ヨーロッパでは、ポッドの普及率は80~90%です。「デルソーレ」でもオリジナルのカフェポッドを販売していますし、東急ハンズでは1個ずつ選ぶこともできます。ポッドは、規格が統一されているので海外のものから国内のものまでいろいろ飲み比べてみるのも楽しいでしょう。






