アルコール入りチョコには同じ酒を
ミルクチョコレートには、味わいが生クリームっぽい感じのクリームシェリーや南仏地方の甘口赤ワイン「バニュルス」が定番です。ナッツを使ったチョコには、ナッツの香りも含まれる貴腐ワイン「トカイ」の甘口もぴったりくるでしょう。ワイン好きの方には、藁の上でブドウを乾燥させてつくる「ヴァン・ド・パイユ」(藁ワイン)の甘口もいいかもしれません。
最近はシャンパーニュや白のデザートワイン、日本酒入りなどお酒入りのチョコも増えていますよね。この場合は、チョコに入っているお酒を合わせるのがベスト。同じ種類の方が相性もいいし、体にもいい。とくに日本酒チョコなら、甘くてとろっとしている濃厚な純米吟醸の古酒がお薦めです。
ワインと相性がいいビターチョコ
どんなワインにも合わせやすいのはビターチョコだと思います。甘さ控えめもしくは糖度がまったくないチョコのほうが、ワインとの相性はいい。
そこでご提案するなら、カカオの香りも含まれる、ボルドーの五大シャトーですね。この組み合わせだと、もったいないとお感じになる方もいるかもしれません。どうしてもチョコの印象が勝って、五大シャトーが少し負けてしまうから。後味としてはまったく問題ないのですが、ワインにとって大切な香りなどの要素が、30~40%は消されてしまう。ビターチョコのカカオは、それほど力強くて濃いんです。
だから、チョコレートとワインを召し上がるのであれば、一度に大量に、というのは避けましょう。実は私も今回、いろいろなチョコをワインと合わせて食べ比べてみたのですが、最後には頭の血管がどくどくと脈打ってしまったほどでした(笑)。食べ過ぎには十分、注意してくださいね。







