映画は世界を知るための情報源でもある
以前は、1日1本、必ず映画を観るようにしていました。今も2日に1本は観ています。僕にとって映画とは、役者として勉強するためのツールでもあるし、それ以外にも、いろいろな情報を知る手段でもある。こんな場所があったのか、こんなことがあるのかなど、世界を知るための情報源でもあるんですね。もちろん、単純に好きという趣味的な部分もあります。
今回、『SAMURAI7』という舞台で主演を務めることになり、黒澤明監督の『七人の侍』(1954年)を自宅のホームシアターで見直しました。古い映画ですから画面もモノクロで音声もモノラルですが、これをテレビの小さな画面で観るのと、大きいスクリーンで観るのとでは、受ける印象が違ってくると思います。とても新鮮でした。
ほかに、最近観た作品では『善き人のためのソナタ』(2006年)、『暗い日曜日』(1999年)がよかったですね。『あるいは裏切りという名の犬』では久しぶりにフィルムノワールの世界を堪能できました。少し遡った作品なら、パトリス・ルコント監督の『仕立て屋の恋』(1989年)、『髪結いの亭主』(1990年)も好きです。ヨーロッパ映画、特にフランスやイタリアの映画はストーリー性もさることながら、ファッションや映像美を楽しむのに最適です。
昔の日本映画にも素晴らしい作品が多数あります。若山富三郎さんの『子連れ狼』シリーズや、松竹映画の『愛と誠』(1974年)、千葉真一さんの"空手"シリーズなど、観たいと思っている作品がたくさんあるのですが、最近のレンタル店には置いてないことが多く残念です。





