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自転車の面白さに目覚める

40歳近くになって何か運動しなきゃいけないと思っていたのですが、ちょうどその頃よく行く店の人が自転車で横浜から原宿まで行ったという話をしていたんです。それで、僕も自宅の横浜から原宿までの往復70キロくらいを自転車で走ってみました。でも当時乗っていたのは、スーパーマーケットの自転車売り場で買った“なんちゃってマウンテンバイク”(笑)。その自転車で70キロを走ったのはきつかったのですが、多摩川を越えると相模の国から江戸に入って越境してきたような感動を覚えました。東海道を横浜から都内に向かって走りながら、「昔の人はこの道を歩いていたんだ」とロマンチックなことを頭の中で考えたりしてね。都内の友人に「自転車で横浜から来たんだ」と話すとみんなすごく驚いて話もどんどん広がっていったので、自転車に無限の可能性を感じました。そういうことがあって自転車の面白さに目覚めたんです。

でも、買ったのは何故か電動アシスト自転車(笑)。輸入もので形が格好いいと思って買ったのですが、僕が考えている自転車生活とは合わなかった。もっと長距離乗りたかったので、すぐにその自転車を母に譲りました。

それで、フォールディングバイクやミニベロで有名なDAHONのロードバイクを買いました。ロードバイクのフレームを4分割にできるのが画期的だったし、「旅に持って行ける」という謳い文句だったのでロケや地方公演などが多い僕に最適だと思ったんです。でも結局、ほとんど分割しないまま乗らなくなってしまいました。

分割しないのなら、きちんとしたフレームの自転車を買ったほうがいいと思ってキャノンデールのロードバイクを買いました。今は本格的なカーボンフレームのInter Maxのロードバイクに乗っています。

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