生活に密着した豆料理
今回は、これまで取り上げることのなかった豆料理をご紹介します。世界中で食べられている豆料理、いろいろと資料を見てみると、どこの国の料理も生活に密着した家庭料理が多いようです。今回はレンズ豆の煮込みをつくりました。欧州や中央アジアでよく食べられているようです。以前縁あってスリランカの人にダールカレー(豆カレー)のつくり方を習ったことがあり、その材料もレンズ豆で、南アジアでもポピュラーなんだなと思いました。
使用したのは仏ル・ピュイ産の緑レンズ豆。皮がしっかりしていて煮崩れしにくく、豆の素朴な香りがよく出ています。ワインやチーズの品質保証で有名なAOC認証を受けた豆で、他の外国産の物より割高ですが、仕上がりのよさを考えればこれがオススメです。
まず最初に乾燥レンズ豆を水で戻します。たっぷりの水の中に豆を入れて半日くらい浸けておきます。戻さずに煮ても食べられますが、仕上がりの皮の質感がやさしさに欠けた感じになります。時間はかかりますが、ただ浸けておくだけなのでぜひ試してみてください。
豆を戻したらエシャロットとベーコンを炒めます。鍋にバターを入れ火にかけ、みじん切りにしたエシャロットを炒め、半透明になって香りが出たら、ベーコンのブロックを拍子木切りにしたものを入れてさらに炒めます(プティサレやソーセージでもおいしい)。ベーコンの香りが強くなったら、水を切った豆をいれ軽く炒めます。豆の香りがしてきたら水を注ぎ強火にして、煮立ったらさっとアクを引き、弱火でコトコト煮込みに入ります。15~20分くらいで豆が煮上がってきます。好みの硬さになったら火を止めて塩で味を調えます。食べるときにも調整できるので、この時点ではひかえめの塩加減で。




