今回と次回は、こどものおやつになり酒のつまみにもなるスナックをご紹介します。少々冷めてもおいしく食べられる便利なメニューです。
食材の制約
たまの休日、家でのんびりしていると、昼を過ぎたあたりでウチの息子や娘の友だちが遊びに来ることがあります。で、それぞれ自宅から好みのおやつを持ってくるんですね、最近は。そのなかでひとりだけ毎回ポテトチップスをもってくる男の子がいます。
自宅ではめったに料理をしないのですが、「たまには父親のステータスをあげておくか」と思い、ケーキか焼き菓子をつくる準備を始めたところ家人から注意されました。いつもポテトチップスを持参するその子は、乳製品と卵白がダメな体質だったのです。
ふだん職場では、ガストロノミック(美食を追求する)な環境に身を置いているので、特別のオーダーがない限りは食材を制約されずになんでも使うことができます。体質への配慮をせず、こどもが喜びそうなお菓子でもつくろうと単純に思っていた僕には、家人からの注意がちょっとショックでした。
「ポテトチップスは食べられる…。よし、それならいつものとはちがう、おいしいポテトチップをつくってあげよう」ということで、輪切りのジャガイモにじっくり火を入れた、厚切りポテトチップをつくることにしました。




