(取材・文=眞野 夏帆)
サプリメントをはじめ昨今ますます進化する身体トレーニング。これらはアスリートだけのものなのだろうか。否。瞬発力はさておき、スポーツのための基礎体力作りは現代のビジネスパーソンにも必要不可欠。つまり、体調を整え、集中力、判断力をアップさせるための"ボディコーディネート"。まさにフィジカル・エリート=ビジネス・エリートなのである。
メニュー1は日韓サッカーW杯で英国代表ベッカム選手が使い、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手も使って話題になった「酸素カプセル」。ナビゲーターはモータースポーツ界でいち早くこれを導入した現・日本一速い男、フォーミュラニッポン シリーズチャンピオン歴代1位の記録を持つカーレーサーの本山哲さんだ。
驚愕! 視力がアップ、傷は早く治る

「レースはマシントラブルやアクシデントが当たり前、単純な速さ以上にいかに集中力を保つかが勝負なんです」と語る本山さん。まさにビジネスパーソン顔負けである。
彼は週に1、2回は上野にある「酸素カプセル」サロン、『エアープレス』で酸素セラピーを受けている。酸素カプセルとは体全体を覆う気密性の高い大きなチューブ状のもので、中の気圧を1.3倍ぐらいに高めて1〜2時間過ごす。要するに中で寝てるだけなのだが、体験1回目から利尿作用や体の温まりを実感し、代謝の向上を確信。すぐにトレーニングに取り入れた。
「まず驚いたのは目が良くなることです」

本山 哲(もとやま さとし)
1971年3月4日生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。「日本一速い男」との異名をとるレーシングドライバー。今年フォーミュラニッポンは、星野一義監督率いる「アーティングレーシングTEAM」、SUPER GTは「NISMO」より参戦中。フォーミュラニッポン シリーズチャンピオン(1998年、2001年、2003年、2005年と過去4回歴代1位)、GT選手権・SUPER GTドライバーズタイトル2回(2003年、2004年 歴代1位タイ)。
驚きの事実だが使用後にまず感じるのは視力の向上。一般客の反応でも一番多いそうだ。店長の熊田さんによると、「血液中には2種類の酸素があり、分子の大きな結合型酸素と小さな溶解型酸素があります。中でも溶解型の酸素は分子が小さく、血管にも体液にも溶け込めるので新陳代謝効果が非常に高い。つまり、酸素が血液中の老廃物や不純物と結びついて分解することで疲れに効くのです。そしてこの酸素カプセルは、血液中の溶解型酸素の量を増やせるマシン。特に、人間の目は毛細血管の固まり。酸素の高レベルの吸収によって、代謝がよくなり、それがまずハッキリ視力に表れます」。
代表的な疲労物質「乳酸」の分解に酸素が必要なのは有名な話。キーは酸素。万病に効くのだ。驚きの証言はさらに続く。
「これは何回か入ってわかったんですが、なんと怪我が早く直る。先日、こぶしに2センチくらいの切り傷を作ったんですが、普段なら10日ぐらいバンドエイドを貼っていたのが、1週間ぐらいで済みました。信じられない」
まさにSF漫画顔負けの話だが、ウソではない。根本的に心身の代謝が良くなり、疲れを取り去るだけでなく回復を早めるのだ。




