長く日本の多くの企業で信じられてきた「長時間オフィスにいること=頑張っている」という価値観が変わり始めている。ホワイトカラーの生産性の低さや長時間労働の弊害が指摘されて久しく、場所や時間に縛られず、効率よく働くことが求められている。そんなこれからの働き方に最適なPCとはどのようなものなのか、考えてみたい。

協力:NECパーソナルコンピュータ

「働き方改革」で働き方はどう変わる?

 今まさに、社会全体が「働き方改革」に動き出している。残業代未払い、サービス残業、パワハラなど、働き方に関わる報道を聞かない日はないほど、多くの問題が噴出しており、政治も企業も動き始めている。

 昨年秋からは、首相官邸で「働き方改革実現会議」が開催されており、3月には「働き方改革実行計画」も策定。同一労働同一賃金、賃金引き上げと労働生産性向上、柔軟な働き方がしやすい環境整備、女性・若者の人材育成など活躍しやすい環境整備などが目標に掲げられた。そのなかで、雇用型テレワークの普及拡大を推奨しており、雇用型テレワークのガイドライン刷新と導入支援を実施するとしている。

 このような行政の動きと社会の反応を受け、当初一部に抵抗がみられた産業界でも、むしろ改革を推進することで生産性を向上させようとする方向へと動き始めている。従業員の生活とキャリアを両立しながら生産性を高める、企業にとっても従業員にとってもよりよい働き方の構築が望まれている。

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 また、今多くの企業が必要としているのはイノベーションであり、そのためには柔軟な発想や新しい視点が欠かせない。それらが得られるのであれば、必ずしもオフィスで机にしがみついている必要はないと考える企業も増えてきている。

 そこで求められるのは、目指す成果のために何時間でも手間をかけるような働き方ではなく、一定の時間の中で効率よく成果を出すという働き方だ。そのためには、場所や時間は問わず、どこで仕事をしてもいいが成果は求められる、それがオフィスワーカーの新しい働き方となっていく。従業員自身も従来の考え方から脱却する必要があり、何もかも会社任せではなく、自分自身でも働く環境を整えることが必要となってくるだろう。

 このようなオフィスワーカーの武器となるアイテムはいろいろあるが、最重要なのはやはりPCだ。業務のアウトプットのほとんどを作成するPCが快適に利用できなければ、いくら環境を変えたところで成果は望めない。オフィスでも、自宅でも、カフェや移動中でも、必要な時にストレスなく仕事ができる環境を提供できる。このような、新しい働き方にマッチしたビジネスPCとはどのようなものなのだろうか。

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