今や理系、文系に関わらず大学生活にPCは必須。そのため大学入学を控えたこの時期、新入生たちはPC選びを考えていることだろう。PCはそれなりに費用がかかる買い物で、基本的に4年間使い続けることを前提に購入するため、入学時の選択が重要だ。そこで、現役大学生300人の意見をもとに、どんなPCを選ぶべきか考えてみた。

協力:NECパーソナルコンピュータ株式会社

[画像のクリックで拡大表示]

持ち運ばないからA4ノート? 重いから持ち運ばない?

 まずは、現役大学生はどんなPCを使っているのか、その実態からみてみよう。現役大学生300人に聞いたところ、実に57.7%がドライブ付きのA4サイズノートパソコンを利用しているという回答を得た。ドライブ付きA4ノートと言えば、基本持ち歩きは想定されていないので、かなりの重さのはずだ。

[画像のクリックで拡大表示]
普段主に利用しているPCの半数以上がドライブ付きA4サイズノート

 では、持ち運びニーズはないかというと、必ずしもそうではない。使用しているパソコンに対する不満を聞いたところ、1位が「大きい・持ち運びしにくい・重い」で40%とダントツとなっている。ここから推測すると、本来持ち歩きニーズはあるが、コスト面から持ち運びに向かないA4サイズノートを選んだため、持ち出すことを諦めている姿が浮かぶ。

[画像のクリックで拡大表示]

処理性能の問題により学習に支障も

 不満点をさらに見ていくと、2位が「動作が遅い・起動が遅い」で34%と性能上の問題であった。コメントとして、「講義が始まっても、なかなか起動しない」、「ネット動画を見ても、動作が遅くてまともに見られない」など、利用に支障が出ている様子が分かる。最近は、ネット動画=エンターテインメントとは限らず、海外の著名大学の講義風景をネットで視聴できるなど動画教材も少なくないため、動画再生能力も学習に欠かせない機能となっているので要注意だ。

 さらに、3位にあがったのが、「トラブルが不安」の11%であった。現代っ子のコミュニケーションツールはスマートフォンだ。友人との簡単なコミュニケーションや、ちょっとした調べものはスマートフォンで事足りる。大学入学時のPCスキルという点では、いささか心もとないというのが実情ではないか。そのようなスキルレベルで故障が多かったり、サポートが不十分なPCを購入してしまうと、学習への支障が心配される。

 このような調査結果から見えてくる、新大学生が選ぶべきPCとはどのようなものなのだろうか。