協力:ソニービジネスソリューション

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驚きの軽さと冊子のような質感。ソニーから登場したデジタルペーパーの第2弾DPT-RP1。目にも優しく、未来の紙とも言えるその使い勝手を、実際に試してみた。

 ソニーからデジタルペーパー製品の第2弾モデル「DPT-RP1」が登場した。デジタルペーパーというのは紙に近い見た目と使い勝手を実現する「電子ペーパー」を搭載するタブレット型端末のこと。現在は液晶ディスプレイ端末が主流だが、電子ペーパーを採用することでどのような使い心地を実現したのか、実際に体験してみた。

電子ペーパーは液晶などに比べて表示速度は遅いものの、バックライトなどの光を用いないためインクを印刷した紙と同じように見えるのが特徴
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 サイズはA4用紙よりもわずかに大きい程度で、厚さは約5.9㎜。重さは約349gで、同じサイズの液晶タブレットをイメージすると、驚くほど軽く感じる。

DPT-RP1はほぼA4用紙サイズで、厚さは約5.9mmとかなり薄い。重さも約349gと軽く、バインダーやメモパッドと同じような感覚で使える
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 DPT-RP1はPDFの読み書きのみに対応する手書き端末で、電子書籍リーダーのような機能はなく、書類の閲覧や書き込み、手書きメモ用途に特化している。パソコンから専用ソフトを経由してファイルを転送し、手書きのメモやイラストなどを加えることができる。

 付属するスタイラスペンを使ってみると、その書き心地に驚く。ディスプレイの表面に独自開発のノンスリップパネルを採用。ペン先の材質もあって、「紙に鉛筆で書き入れる」感覚が指から伝わってくる。表示には電子ペーパー特有のわずかなタイムラグはあるものの、それが気にならないほどスラスラと文字を書ける。

鉛筆と同じような感覚で使えるスタイラスペンが付属する。紙に近い書き心地で、芯がすり減るのもユニーク。横のボタンを押しながらなぞると消しゴムとして使える
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 スタイラスペンにはなぜか「替え芯」が用意されている。フェルト素材の替え芯は鉛筆のような書き味で、樹脂素材の替え芯はボールペンのような滑らかな書き味を実現している。筆者が体験したのはフェルト素材だったが、この“鉛筆っぽさ”はクセになるような感覚だ。好みで使い分ければ良いだろう。

スタイラスペンはマグネットで本体左右に付けられるようになっている。ペンの所在がわからなくなることがないので、考える時間を煩わされないで済む
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