スズキ「クロスビー」(税込み176万5800~214万5960円)
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 スズキは小型クロスオーバーワゴン「クロスビー」を2017年12月25日に発売した。税込み価格は176万5800~214万5960円で、月間販売目標台数は2000台という。

 12月14日に発売したばかりの2代目となるハイトワゴンタイプの軽自動車「スペーシア」と同じく、クロスビーは今秋開催された「東京モーターショー2017」で初公開されたモデルだ。開発のきっかけは2013年に登場してからヒットを続けている軽クロスオーバー「ハスラー」で、同社によると“ハスラーの小型車仕様”を望む声が多かったのだという。しかし単なる拡大版、つまり“デカハスラー”ではなく、ワゴンとSUVの特徴を組み合わせた、同社が「クロスオーバーワゴン」と呼ぶ新ジャンルのモデルに仕上げたという。

ハスラーの親しみやすさ+SUVらしいたくましさ

「クロスビー」は全長3760×全幅1670×全高1705mmで、コンパクトクロスオーバーの「イグニス」(全長3700×全幅1660×全高1595mm)よりより少し大きい
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 エクステリアは、愛嬌があり親しみやすいハスラーのイメージを強く受け継ぎながら、小型車にふさわしいデザインになるようにしたという。軽自動車であるハスラーは、ボディーサイズが全長3395×全幅1475×全高1665mmとコンパクトなので、デザインにも制約があった。しかし小型車であるクロスビーは全長3760×全幅1670×全高1705mmで、ハスラーより全長は365mm、幅は195mm、高さは40mm大きい。この大きさを生かしてデザインのメリハリを強くすることで、SUVらしいたくましさをうまく表現している。また親しみある丸目ヘッドライトには、LED式を採用するなど機能性も向上している。

LEDヘッドランプ、LEDポジションランプ、LEDフロントフォグランプを採用
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 デザインのアクセントとして、ボディーサイド下部にはカラーパネルを採用した。このパネルとボディー、ルーフによるカラーコーディネートは2パターンあり、どちらもポップな印象に仕上がっている。ほかにも単色のモノトーン仕様3色、カラーパネルはボディーと同色でルーフをブラックまたはホワイトのルーフと組み合わせた2トーンルーフ仕様6色と、全11パターンのカラーバリエーションを設定。さらにカラーパネルには、オプションカラーとデカール(転写ステッカー)も用意するなど選ぶ楽しさを拡大している。

ボディーサイド下部のカラーパネルと、ボディー、ルーフのコーディネートは2パターンを用意。モノトーン仕様は3色。販売店オプションでは、カラーパネル用のデカール(転写ステッカー)なども用意する
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6色の2トーンカラーをまとったモデルがある
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 プラットフォームはコンパクトクロスオーバーの「イグニス」と共通の新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。ただしクロスビーは全長で60mm、全幅で10mm、全高で110mm、イグニスより大きく、ヒップポイントもイグニスより高いので、乗った感覚はよりSUVに近くなる。また最低地上高は180mmを確保している。

「イグニス」と共通の新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、軽量化と高剛性を両立
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前席ヒップポイントを高めにし、運転や乗り降りを楽にしたという。フロント、リアともにドアは3段階に開く。狭い駐車場での乗り降りに配慮し 1段目の開き幅を小さめに設定
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