X3導入の効果が出るのは2018年

ボディーサイズは全長4720×全幅1890×全高1675mm(※xDrive20dの場合)
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 ボディーサイズは全長4720×全幅1890×全高1675mm(※xDrive20dの場合)で、先代より全長が55mm長く、全幅は10mm広くなっているが、全高は従来型と同様だ。全長の延長分は2865mmに拡大されたホイールベースにあてられ、先代より居住性が向上しているのが分かる。特にキャビンはゆとりが増し、ラゲッジスペースは5人乗車時で550L、40:20:20の3分割式後席シートをすべて倒すと、1600Lまで拡大できる。

ラゲッジスペースは5人乗車時で550L、3分割式後席シートをすべて倒すと最大で1600Lまで拡大できる
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 ダッシュボードのデザインや操作系システムは、最新のBMWと共通のものにアップデート。2代目との最大の違いは、インフォテイメントシステムのモニターがタッチスクリーンになり、ダッシュボードの上部に移ったことで、視認性と使い勝手が向上している。

インフォテイメントシステムのモニターがタッチスクリーンになり、ダッシュボード上に移設され視認性と使い勝手が向上
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ホイールベースの拡大により大きくなったキャビンはゆとりが増した
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 エクステリアはSUVらしいワイルドさを備えながら、ルーフラインをクーペライクなものとするなどスポーティーさを強調。フロントマスクはBMW伝統のキドニーグリルを大型化し力強さを強調、同時に空力特性はクラストップレベルのCd値0.29に向上したという。

フロントはBMW伝統のキドニーグリルをより大型化して力強く進化
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 先進安全運転支援機能は、前方を向いたステレオカメラ、前後に合計5つのミリ波レーダー(前3、後2)を備えた最新世代の「ドライビング・アシスト・プラス」を搭載。全車速対応の「アダプティブ・クルーズ・コントロール」、歩行者対応の「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線逸脱警告と車線内復帰のステアリングアシストを行う「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、ドライバーの死角からの接近する車両や、歩行者を検知すると警告を発する「レーン・チェンジ・ウォーニング」、駐車スペースからの発進時や視界の悪いT字路などで、死角からの接近車量や歩行者を検知すると警告を行う「クロス・トラフィック・ワーニング(前後)」、渋滞時の先行車追従走行サポートや車線中央維持支援のステアリングアシストを行う「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」などを備える。

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 BMWは昨年まで8年連続で日本での販売数が伸びており、2017年もその記録の更新は十分狙えるという。SUV人気の中、ライバル輸入車への対抗のために導入を急いだ様子のX3だが、2017年分としてカウントされるのは1モデルのみなので、X3の効果が見込めるのは来年からになりそうだ。

(文・写真/大音 安弘)