台湾を拠点にして、中国にも活躍場所を広げる日本人女優、田中千絵さんをご存じだろうか。台湾で2008年に上映された映画『海角七号/君想う、国境の南』(以下、海角七号)で一躍台湾の人気女優となり、現在も中国・台湾を中心に活動を続けている。日本政府はクールジャパン政策を掲げ、日本のコンテンツの海外展開に積極的だ。だが、一方では、アニメやマンガなどを除くと、新たなコンテンツを現地に長く根付かせるのはなかなか難しいとも言われている。田中さんは元々日本で活動してしていた女優。香港映画の出演を機に、中国語を勉強するために台湾に渡った。日本で6月に放送された月9ドラマにもゲスト出演して話題となった田中さんの活動や思いから、海外で長く活動するためのヒントも探った。

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田中千絵
1981年8月17日生まれ。東京都出身。身長164cm。血液型O型。98年に日本でデビュー、フジテレビ『美少女H』などに出演。その後、ジェイ・チョウ主演映画『頭文字D』や彼のMV「七香里」に出演したのをきっかけに、06年に中国語を学ぶため台湾師範大学へ留学。ウェイ・ダーション監督に見出され、台湾映画の記録的大ヒット作『海角七号/君想う、国境の南』のヒロインに抜擢。その後『對不起,我愛你』『愛情36計』(09)などの映画に主演、『セデック・バレ』(10)に安藤政信演じる小島の妻役で出演、『變身』(13)、主演作『屍憶』(15)、『52Hzのラヴソング』(17)『貴族探偵』、舞台『台北ノート』など台湾・日本・中国の数多くの映画やドラマ、舞台で活躍中。出演の台湾ミュージカル映画「52Hz I love You(52Hzのラヴソング)」が2017年12月16日から公開予定。
■田中千絵さんインスタグラム chietanaka817
■「52Hz I love You(52Hzのラヴソング)」の詳細はhttps://twitter.com/52hz_lovesong