W荷重肩凝り予防法① かばんとスマホの持ち方を正す

 まず見直したいのは、かばんの持ち方だ。ブリーフケースの場合、体が左右に傾かないように気を付けながら、持つ手を定期的に変えることで負担を軽減できる。また、車内では網棚を利用するか、足の間に荷物を挟んで立つのもよい。

 ショルダーバッグやリュックの場合、体にかばんが密着するように、紐の長さを調整しておくことが大切だ。また、かばんの重さをおなかで支えるようにすると、正しい姿勢を保てる。

「持ち手と反対の手で胸の辺りを押さえると、肩が前傾せず、体も傾かない」と話す木津院長
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ショルダーバッグは肩が前傾しやすいので、抱えるようにして持つとよいそうだ
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 スマホを使用するときは、スマホを持っているほうのひじを反対の手で支え、耳と肩のラインがまっすぐになるように意識すると、前傾姿勢を防ぐことができる(下記写真参照)。

PCを使用するときも、耳と肩のラインがまっすぐになるよう意識すると良いという
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W荷重肩凝り予防法② ストレッチで姿勢をリセット&血行促進

 オフィスや自宅でできる予防法としては、体全体の軸や肩甲骨をリセットする「胸反らしのストレッチ」がおすすめだ(方法は下記を参照)。また、40度以下の湯で10~15分肩までしっかり浸かったり、磁気治療器を利用したりして、血行を改善することも、肩凝りの緩和につながる。急激な肩凝りの場合は、患部を保冷剤などで冷やすのが効果的なのだそうだ。

胸反らしのストレッチのポイントは、前面から開いていくこと。息を吸いながら胸を開き、肩甲骨の間の筋肉を寄せながら、手を外側に回す(手をうしろで組んでもよい)。そして、息を吐きながら元の姿勢に戻る。1日5回を目安に行うと良い
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