ハンバーグやステーキが圧倒的人気!?

 かつて食卓で食べる冷凍食品は、独身の単身者など個食向けが多かった。しかし独身の単身者とシニア世帯は、「少人数なので買った食材が使い切れない」「作っても結局、余らせてしまう」「あまり手間をかけたくない」などの悩みが共通している。その一方で、おいしさやボリュームも欲しいと感じている。

 そのニーズを満たすのが、冷凍食品。生ゴミも出ず、材料を余らせることもなく、手間もかからず短時間で料理が準備でき、余れば冷凍保存も可能な冷凍食品の便利さが、昨今のシニアに向いているのだという。70~80代は冷凍食品になじまない人も多いが、60代のシニアはかつてお弁当のおかずとして冷凍食品の使用経験があり、おいしさや便利さを認識していることも需要を後押ししている。

 さらに、「シニア層は脂っぽい肉よりあっさりした魚を好む」というイメージがあるが、実はそれほど魚を食べる回数は増えておらず、若いころから食べ続けていた肉中心のメニューを、そのまま食べ続けている人が多いそうだ。一度に食べられる量は減っているが、好みはそれほど変わっていない。日本水産でもシニア層に圧倒的な人気があるのは、メインのおかずとして認知されているハンバーグやステーキなど。2017年春に発売された「粗挽きハンバーグ」などが、シニア層にも大人気だという。

2017年春に発売され、シニア層に注目された「今日のおかず粗挽きハンバーグ(190g)」(実勢価格298円※編集部調べ。以下同)。「食べているときに感じるおいしさを言葉で表現したほうが伝わる」と考え、商品名や写真のシズル感より「肉汁じゅわっ!」というキャッチに目がいくようデザインした
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2017年秋の新商品「今日のおかず粗挽きハンバーグ 完熟トマトのソース(190g)」(実勢価格298円)はチーズと完熟トマトのソースがかかっている
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「今日のおかず粗挽きハンバーグ 完熟トマトのソース」の調理例。たっぷりのトマトソースが絡むことで肉がよりしっとり感じられ、ひと皿としてのボリュームもアップしている
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「今日のおかずチキン南蛮(175g)」(実勢価格298円)は揚げた若鶏のもも肉を食べやすいよう一切れずつカット、タルタルソースをのせて冷凍
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「今日のおかずチキン南蛮」の調理例。手料理のような仕上がりで、衣に味がしっかり染みているので、ご飯が進む。ボリュームもあり、男性に喜ばれそう
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