サロン脱毛の低価格競争が拍車をかけた?

 最初に訪れたのが、7歳から脱毛の施術を受け付けているという、脱毛サロン「エピレ」。エステティックサロン大手のTBC系列の脱毛専門サロンだ。

脱毛専門サロン「エピレ」の店舗内。キッズ脱毛に通う場合、保護者の送り迎えが条件だ
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 「ダンスやバレエ、水泳などの習いごとで、肌を露出する機会が多い子どもたちが親に行きたいとせがむケースが多い。母親がかつてムダ毛で悩んでいたことも少なくないため、比較的理解があるようだ。カミソリを使った自己処理で肌を荒らしてしまったり、また、母親がえり足や背中などを剃ってあげるのが手間なのでサロン脱毛させたいというケースもある」(TBCグループ 広報室主任 名越華子氏)

 そうは言っても、昔からバレエや水泳などのお稽古はあったが、サロン脱毛している子はいなかった。技術の進歩に伴う脱毛機器の低価格化や、それに連動する業界全体の価格競争なども関係しているだろう。実際、10~20年前は高額だったサロン脱毛だが、現在は“生えてこなくなるまで〇円ポッキリ”といった価格保証コースを設定するサロンも多い。

 「昔はアイドルやタレント、モデルは遠い存在だった。しかし、今は実際会いに行けたり、SNSの流行で存在が身近になったり。同じくらいの年齢の芸能人発信の情報を、スマホやPCで逐一チェックできる環境にある。さらには、ハイビジョン、4Kなど、テレビの技術が格段に上がり、毛穴まで見えてしまう時代。そうすると“自分と違う!”と気になるようだ」(名越氏)

TBCグループ 広報室主任の名越華子氏
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