この記事は「日経トレンディ」2017年9月号(2017年9月4日発売)を再構成し転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

カフェカルモ代表 関口恭一氏

 コーヒー人気を受け、新タイプの抽出グッズが増えている。コーヒーマイスター資格を持つ自家焙煎コーヒー専門店店主・関口恭一氏が「テクいらずで味がぶれない」という視点で6商品を試した。グランプリはアイスコーヒーメーカー(サーモス)。「指定の量の氷を保冷ポットに入れ、粉と水をセットすれば専門店並みの味になる」。濃くいれて氷で薄めるアイスコーヒーは味が安定しにくいが、これがあれば確実においしくいれられる。

ゆっくり落ちるお湯で安定した味に

オートドリップコーヒーメーカー(オクソー)
実勢価格3240円(税込み)
ドリッパーと給湯タンクのみのシンプルな構造。マグカップに直接抽出する仕組み

 ドリッパーに粉を入れ、上にタンクを載せて湯を注ぐ仕組みの抽出器具。タンクの底にある8つの小穴から、抽出に適した量の湯が粉に満遍なく落ちる。「粉の量と湯の温度をそろえるだけで、付きっきりで湯を注がなくても毎回同じ味を再現できる。慌しい朝は便利」(関口氏)。

空気の圧力で一気に抽出、失敗なし

エアロプレスコーヒーメーカー(Aerobie/小川珈琲)
実勢価格4320円(税込み)
粉と湯を入れた器具をカップに載せ、片手で支えてプレスする。力はいらない

 空気圧をかけて、コーヒー粉からうまみや香りを素早く引き出す抽出器具。粉と湯を外筒に入れ、10秒混ぜたら内筒を差し込み、30秒かけてプレスする。「工程が非常にシンプル。トレンドの浅煎りコーヒーにぴったりの抽出法。片づけは粉を捨てるだけなのもいい」(関口氏)。