この記事は「日経トレンディ」2017年9月号(2017年9月4日発売)を再構成し転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

スタイリスト 土田拓郎氏

 ノートPCやタブレットなど、ビジネスパーソンが持ち歩く荷物は増え続けており、収納力が高く両手がフリーになるビジネスリュックが人気だ。そこで今回はスタイリスト・土田拓郎氏が考える基準、ビジネスシーンになじむデザインである「角形」、軽めのナイロンを使う「軽量」、PCやガジェット用などの専用収納部を備える「高機能」の「3K」を満たす8つの名作を選出。

 さらに、それぞれの独自機能をチェックしベストな一品を探した。注目は多機能性が売りのアウトドアブランドのビジネス向けバッグ。なかでも、グレゴリーの「カバートミッション アーバンアタック」は、「ビジネスパーソン向けの機能を満遍なく備えている」(土田氏)うえに、PCスリーブが切り離せる工夫も便利。万人にオススメできるベストバイ製品だ。

動きやすさと収納力を兼備

シャトルデイパック(THE NORTH FACE)
実勢価格1万9440円(税込み)
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 ラップトップPCとタブレットが同時に入る蛇腹式の専用コンパートメントを内蔵したビジネス向け。薄めのコーデュラナイロンが使われており、高級感があり軽い。「もともとはアップルストア限定で発売された同形バッグが人気を博した。ガジェット収納機能はそのままに、さらに改良され使いやすくなった逸品」(土田氏)。

軽さと薄さを追求しつつ、強度の高いインビスタ社のナイロンを採用しているため頑丈
PCや書類を入れる場所にマークがプリントされており整理収納がしやすい

カジュアルバッグとしても活躍

TWO LINE BACKPACK/UM_0015(伊藤鞄製作所)
実勢価格2万7000円(税込み)
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 スクエアな形を保ちつつ、ビジネスバッグの弱点であるマチの広さを両立させた。PC用のスペースが設けられてはいるものの、収納部はシンプル。1つの広い空間になっているため、バックパック本来の高い収納力を持ち、大きな荷物を運びたい人に向く。「普段も使えるが、素材や色がスーツにも合う優れたデザイン」(土田氏)。

マチが広く取られており、「見た目の割に収納スペースが広い」(土田氏)
メイン収納部のポケット構成はシンプル。余分な収納がないため、大きな荷物を入れやすい