下痢気味の腸にも効く「腸絞り」

 腸に不調をきたす大敵は、便秘。腸のぜん動をつかさどる副交感神経の活動が落ち込み、排便に支障を来す。この症状に向くのが、「セルエクササイズ」だ。腸は体の中で唯一“手で触れられる臓器”といわれており、手で押す、もむ、つかむなどで刺激を与えられる。ポイントは便がたまりやすい腸の四隅をもみ、腰を大きく回転させること。腸のぜん動を呼び起こし、排便を促す。

セルエクササイズSTEP1~2
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セルエクササイズSTEP3
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 また、男性に多い下痢も自律神経が腸をうまく動かせていない証拠。「下痢気味の腸は、水分をうまく排出できない“むくみ腸”という状態。腸の血流を良くすることが大事」(小林氏)。呼吸を整えながら、腸に刺激を与える「腸絞り」は血流促進を期待できる。

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 食事面でも腸を整える生活をしたい。「特に重要なのは朝ごはん。しっかり腸を動かすことで、副交感神経が高まる。エネルギーを補給するので、交感神経にも良い影響がある。2つが活発に活動するトータルパワーが高い状態が自律神経の理想形」(小林氏)。時間が取れず難しい場合は、朝コップ1杯の水を飲むだけでも有効だ。

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(文/日経トレンディ編集部)

※日経トレンディ2017年7月号の記事を再構成